ゲーミングPCに必要なメモリ容量(8GB・16GB)

ゲーミングPCに必要なメモリ容量

ゲーミングPCのメモリ容量について詳しく解説していきます。

ゲーミングPCでは一般PCより多いメモリ容量が必要で、メモリ容量が不足するとゲーム性に不具合が生じます。

スペックによっても必要メモリ容量は異なるので、ゲーミングPCにおけるメモリ容量の考え方やメモリ容量でゲームにどんな影響が生じるのか見ていきましょう。

メモリとは

メモリとは

メモリは電源をつけてからシャットダウンする間のデータを記憶する装置です。

ストレージと異なることは、シャットダウンするとデータが削除されることです。

メモリは容量が大きいほど同時にできることが多くなります。

メモリの規格と性能

「DDR4-2666 PC4-21300」を例とすると…

・チップ規格:DDR4-2666
・モジュール規格:PC4-21300
・動作周波数:2666MHz
・転送速度:21.3GB/s

型番から性能を読み取れます。

動作周波数とは、情報がたどり着くまでの時間を表します。

周波数が大きいほど時間は短くなり、メモリが動き出すまでの時間が早いということです。

転送速度とは、情報を送る速さのことを言います。

転送速度が大きいほど速くなります。

DDR3とDDR4に互換性はない

DDR3とDDR4の互換性

メモリの規格にはDDR3とDDR4があります。

この2つには互換性がなく、マザーボードにはどちらかしか差し込めないようになっています。

マザーボード上にあるスロットにDDR3かDDR4のどちらが対応しているか確認をしましょう。

DDR3とDDR4の違いは性能と大きさです。

DDR3よりDDR4は性能が良く、サイズが大きいです。

チャンネル(シングル・デュアル・クアッド)の違い

マザーボードにはメモリを挿すスロットが2つまたは4つあります。

そのスロット1つにメモリを挿すことをシングルチャンネル、2つにメモリを挿すことをデュアルチャンネル、4つにメモリを挿すことをクアッドチャンネルと言います。

このチャンネル数が多いほどメモリは高速になります。

しかし一定以上のメモリ容量は高速になっても体感することは難しいです。

ゲーミングPCに必要なメモリ容量は16GB

ゲーミングPCに必要なメモリ容量

グラフィックの上昇から推奨メモリ容量が10GBを超えるゲームが多くなってきました。

ゲームを起動する裏で通話アプリなどを使用することを考えている方は、推奨メモリよりも余裕のあるメモリ容量にしましょう。

16GB搭載しておくと安心です。

ロースペックなら8GBでもOK

ロースペックのゲーミングPCなら8GBでも何の問題もありません。

ロースペックだとそもそもCPUの性能やグラボの性能が原因で、10GB以上を推奨環境とするゲームはプレイできないからです。

スペックを上げるならメモリよりもCPUやグラボに投資した方が効果的です。

ゲーム配信・4Kなら32GBを推奨

ゲーム配信や4K画質が目的でゲームをプレイするなら32GB以上を推奨します。

ゲーム配信や4K画質はゲーム以上のメモリが要求されるためです。

メモリ不足になるとフレームレートが低下する

メモリが多いことでフレームレートが急上昇することはありませんが、メモリ不足になるとフレームレートが低下し、画面の動きがカクカクになります。

現在ゲーミングPCをお使いの方でフレームレートが落ちてきていると感じている場合は、メモリ容量を増やすことで解決する可能性があります。

メモリ容量によるゲーム性能を比較

「APEX LEGENDS」と「FF14」を例に、メモリ容量の違いによるゲームプレイ時のfps比較を行ったものです。

「APEX LEGENDS」と「FF14」はどちらも推奨メモリが8GBで、CPUとGPUのスペック条件は以下の通りです。

  • CPU:intel Core i7 10700
  • GPU:NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER

CPU、GPU共にミドルからハイエンドモデルで使用されるパーツです。

グラフを見るとメモリの容量が変化していても、fpsが変化していないことがわかります。

つまりCPUとGPUの性能が高く、推奨メモリ容量に達していれば、メモリ容量によりfpsに差がつくことはほとんどないということになります。

メモリ増設は簡単

メモリの増設

メモリの増設はとても簡単です。

マザーボードにあるメモリ用スロットに、メモリを差し込むだけです。

増設用のメモリは必ずDDR3かDDR4か確認しておきましょう。

またデスクトップ用とノート用のメモリも形が違います。

メモリの差し込みはスロットの凹凸に対応するメモリの凹凸を合わせて挿入するだけです。

同一規格であればメーカーや型式、容量が異なっていても正常に作動しますが、メーカーが異なるメモリを使用しての不具合がたまにあります。

デュアルチャンネル、クアッドチャンネルの予定の方はメーカーや型式、容量が同じメモリを使用した方が無難です。

ゲーミングPCに必要なメモリ容量まとめ

ゲーミングPCのメモリ容量について詳しく解説しました。

ゲーミングPCのスペックに応じた適切なメモリ容量を搭載することが重要で、最もおすすめなメモリ容量は16GBです。

メモリはゲームだけでなく、PCの動作全体が快適になるので、最低でも8GBは搭載しておきましょう。