ゲーミングPCに最適なゲーミングスピーカーについて解説していきます。
「ゲーミングスピーカーは普通のスピーカーと何が違うのか」
「ゲーミングスピーカーはどのように選べば良いのか」
「特徴別の最新おすすめゲーミングスピーカー」
以上の内容について解説します。
PCゲームを通常プレイするだけなら、2.1chの無線ゲーミングスピーカーが最も利便性が高くおすすめです。
最新のおすすめゲーミングスピーカーだけ見たい方はこちらからジャンプできます。
ゲーミングスピーカーとは
ゲーミングスピーカーとは、スピーカー自体にアンプが内蔵されている高音質が魅力のアクティブスピーカーです。
迫力や没入感を得られる音作りが可能で、ゲームプレイで受ける達成感や経験を向上させます。
普通のスピーカーとの違い
通常のスピーカーはコンポーネントタイプと呼ばれており、アンプが内蔵されていません。
そのため配線が複雑になり準備に手間がかかります。
ゲーミングスピーカーはアクティブスピーカーなので、アンプが内蔵されており、ケーブルも少なく作られています。
コードが多くなりがちなゲーム環境を整えることができます。
効果音や環境音に特化した作りになっているため、ゲーム体験を向上させます。
ゲーミングスピーカーの選び方
プレイするゲームジャンルによって、選ぶべき接続方式やch数が変わります。
接続方式の選び方
有線は遅延が無く、無線は遅延が発生する可能性があります。
アクションやFPSといった遅延が発生すると爽快感が薄れる、不利に陥るゲームジャンルは有線がおすすめです。
無線は遅延が発生しやすいですが、コードが無いので場所を選ばず設置できます。
Bluetooth接続を使用するので、PCだけでなくスマホで使うことも可能です。
chによる違い
スピーカー数によって音質や迫力が変わります。
ゲーミングPC使用では2.1chが最も主流で人気です。
2.1chならスピーカー2つとサブウーファー1つ。
7.1chならスピーカー7つとサブウーファー1つを設置することになります。
2.1chはサブウーファーがあることによって通常の音質に比べて重低音がかかり、音に迫力が生まれます。
5.1chは正面2つ・左右・後ろと囲むようにスピーカーを設置するので、立体的に音を感じることが可能です。
7.1chは5.1chよりも立体的になり、細かい位置把握が可能になります。
スピーカーが増えることによって立体的かつ迫力が向上しますが、スピーカー数が増えるので設置場所が必要になります。
部屋に十分なスペースがある方は7.1chのように複数スピーカー、スペースがない方は2.1chがおすすめです。
2.1chで立体的な音質を求めている方は、バーチャルサラウンドに対応したスピーカーを選択することで、少ないスピーカーでも立体的な音を体験することができます。
ゲーミングスピーカーのおすすめメーカー
ロジクール
ロジクールはゲーミングデバイスを開発・販売しているメーカーです。
低価格帯から高額商品まで幅広い商品が展開されており、無線有線はもちろん、バーチャルサラウンド等の音響管理システムの機能性で選ぶことも可能です。
ゲームに特化した遅延対策システムや音質を重視したTHX認定モデルなど、ラインナップが豊富なので自身に合うものを選択できます。
デザイン性にも優れており、多くのゲーマーが愛用しています。
JBL
JBLはコンサートや映画館等の広い空間で採用されるスピーカーを製造しています。
音質に拘ったスピーカーを求めている方向けのメーカーで、パワーアンプやダブルウーハーなど、力強い音を楽しむことができます。
繊細な音にも強く、FPSやTPSで重要なかすかな足音を聞き逃さず、爆発や発砲音も正確に迫力ある音質で再生します。
ボーズ(BOSE)
ボーズのスピーカーは大音量と重低音に特化しています。
特に音量はボーズの特徴となっており、大迫力な音を楽しむことができます。
重低音も深みがあり、ずっしりと重く響く音質です。
高音は普通のスピーカー並みの音質なので、重低音を大迫力で聞きたい方向けのメーカーです。
他メーカーに比べて小さい商品が多いので、部屋のスペースをあまり取られません。
アバーメディア
アバーメディアは画像処理の機器や記録用レコーダーの開発・販売を行っているメーカーです。
デザインが特徴的で、重量感がありがっちりした印象を持たせます。
高音・重低音ともに高い音質を再現可能で、ゲームサウンドに合うよう調整されています。
自身で音のカスタマイズを行うことできるので、聞きたい音を上げて迫力の向上や細かい足音を大きくすることができます。
レイザー
レイザーはゲーミングデバイスを開発・販売しているメーカーです。
2種類のゲーミングスピーカーを発売しています。
1つはモニターの両サイドにおいて使う2chスピーカー、もう1つはモニターの下等におけるコンパクトなデジタルサウンドバーです。
ゲーミング・音楽・映画と広い音域を高音質で再生することが可能です。
ゲーミングデバイスを専門に扱っているため、ゲームに特化した作りとなっており、バーチャルサラウンドも使用可能です。
ゲーミングスピーカーのおすすめ|コスパ重視
ロジクール PCスピーカー パソコン用 Z120BW
安さに特化したロジクール製のスピーカーです。
小型なので置き場所に困らず、邪魔なケーブルはスピーカー裏の収納スペースにしまえます。
スピーカー正面で電源・音量の調整を行うシンプル構造で、操作性に優れています。
クリアなサウンドが特徴的で、高音から中音域を綺麗な音で再生可能です。
重低音は出すことができません。
Amazonベーシック ダイナミックサウンドスピーカー
Amazonブランドで販売されている格安スピーカーです。
コンパクトなサイズで持ち運びが可能。
高音から中音域をクリアな音質で再生できます。
低音はスピーカー底部ラジエーターが担っており、重低音とまでは行きませんが再生可能です。
音量調整が単純で操作性が高く、デザインもシンプルで目立ちません。
Creative Pebble SP-PBL-BK
クリエイティブ・メディアのPC用スピーカーです。
安いスピーカーの中ではデザイン性が特徴的で、半分に切った卵のような外見が可愛らしいです。
手元で電源・音量調整を行える構造で、操作性に優れています。
高すぎる高音や深い重低音を出すことはできませんが、聞きたい音を綺麗な音で再生するスピーカーで、ゲーム・映画・音楽と多様な場面で活躍します。
ゲーミングスピーカーのおすすめ|高音質・重低音
Razer Nommo Chroma
レイザー製の2chスピーカーです。
カメラのような外見はPCの横においても存在感を放ちます。
RBGにも対応しており、光らせることが可能です。
音量調整とゲイン調整が手元で行えるため、状況に合わせて聞きたい音に特化した調整ができます。
高音から低音まで幅広い音域をカバーしており、重低音は背面バスレフポートで再生しています。
2chでありながら敵の位置を把握することも可能なので、省スペースでサラウンドを実現したい方向けのスピーカーです。
ヤマハ パワードスピーカー NX-50
音楽に特化したメーカー、ヤマハのスピーカーです。
2chのスピーカーでサイズが小さいため、省スペースで利用できます。
高音から低音まで幅広い帯域を自然な音質で再生することが可能で、バスレフポートを搭載しているため、低音にも強い作りです。
ゲーム以上に音楽向きのスピーカーで、中音域や高音のバランスが優れています。
JBL Pebbles バスパワードスピーカー
JBLのUSB接続スピーカーです。
コンパクトで特徴的なデザインは机の上においても邪魔にならず、インテリアとして使用できます。
USB接続になっているため、PCにUSBを繋ぐだけで利用可能。誰でも扱えるシンプル設計です。
50mm径フルレンジドライバーを搭載しており、高音から低音までサイズからは考えられない迫力の音が再生可能です。
重低音の再生も対応しているため、値段を抑えて迫力を求めたい方におすすめです。
Bose Companion 2 Series III multimedia speaker system
ボーズの小柄なPCスピーカーです。
ボーズの特徴である小さいサイズ感、大音量・重低音の全てを詰め込んだスピーカーとなっており、サイズからは想像できない音量・迫力を体感できます。
デザインはシンプルで仕事に使っていても違和感ない無難な作りです。
手元では音量調整が可能となっているため、状況に合わせて即座に変更できます。
高音や中音域の音質は綺麗ですがパワーがないため、低音ブーストを楽しみたい方向けのスピーカーです。
ゲーミングスピーカーのおすすめ|Bluetooth接続対応
JBL QUANTUM DUO ゲーミングスピーカー
JBLのゲーム特化したスピーカーです。
サラウンドサウンド・バーチャルサラウンドに対応しており、足音から銃声・爆発音の位置を細かく聞き取ることができます。
背面にはバスレフポートを装備しているため、高音から低音までをクリアで繊細な音で再生できます。
デザイン性にも優れており、RGBを搭載しているので好みの色で光らせて存在感を上げられます。
Bluetoothだけでなく、USB接続、3.5アナログ入力にも対応しているので場面に合わせて調整可能です。
Logicool G ゲーミングスピーカー G560
ロジクールの2.1chスピーカーです。
2.1chなので重低音に強く、サブウーファーからは迫力のある音が再生されます。
2つのサテライトスピーカーは高音や中音域をクリアな音質で再生し、環境音や効果音を楽しむことが可能です。
サテライトスピーカーはRGBにも対応しており、部屋の雰囲気に合わせてインテリアとして利用できます。
接続はBluetooth以外にUSB、3.5アナログ入力に対応しているため、様々な場面・状況に合わせて使い分けられます。
JBL プロフェッショナル 104-BT-Y3
JBLの原音再現能力に特化したスピーカーです。
高域・低域どちらにも対応可能なスピーカー・ユニットと背面に装備されたバスレフポートによって色付けのない自然な音質で原音を再生します。
サブウーファーが無い状態でも重量感のある低音再生が可能です。
操作性に優れており、前面に音量調整・入力選択やヘッドフォン端子、ステレオミニフォーン入力端子が配置されています。
全入力をONにすることも可能で、複数デバイスから音を取りたい方でも使うことができます。
ゲーミングスピーカーのおすすめ|2.1ch
ロジクール PCスピーカー パソコン用 Z313
ロジクールの価格を抑えた2.1chスピーカーです。
接続方法は3.5mmアナログ入力で、操作は有線リモコンを使います。
サブウーファーからの重低音とウーファーからのクリアな音がゲーム体験を引き上げます。
サブウーファーのサイズがコンパクトなので、狭い場所にも設置可能です。
有線リモコンでは音量調整と電源のON/OFFが操作可能です。
低価格で重低音で迫力ある音を楽しみたい方向けのスピーカーです。
ロジクール PCスピーカー パソコン用 Z625
光ケーブル接続にも対応したロジクールのPCスピーカーです。
接続方式は3.5mm・RCA・オプティカルの三つを選ぶことができ、PS4にも使用することができます。
THX認定を受けているため、ゲームのみならず、映画や音楽にも強い大迫力サウンドを再生できます。
操作は手元で行うことが可能で、音源切り替え・電源・音量・低音コントロール、ヘッドフォンジャック、AUXジャックが全て備わっています。
Creative SBS A250
クリエイティブ・メディアのコンパクトかつ重低音に特化したスピーカーです。
接続は3.5アナログ入力で、小型スピーカーなので場所を選ばず設置できます。
コンパクトな外見ですが、大音量再生が可能でパワフルな中低音が得意です。
高音や中音域もクリアな音質で再生可能で、映画や音楽にも向いています。
右サテライトスピーカーに電源・音量調整ボタンが搭載さているので、必要に応じて手元で操作が可能です。
ゲーミングスピーカーまとめ
ゲーミングスピーカーについて詳しく解説しました。
FPSやアクションゲームをガッツリプレイしたい方を除き、ほとんどの場合は2.1chのスピーカーで十分です。
接続方法も昨今のスピーカーはそれほど大きな遅延もないため、お好みで無線を選んでもそれほど問題はありません。
今回紹介したゲーミングスピーカーの中で最もおすすめは「Logicool G ゲーミングスピーカー G560」です。