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初心者向けゲーミングPCの選び方とおすすめ
初心者向けのゲーミングPCの選び方とおすすめのPCについて紹介していきます。
ゲーミングPCは価格が高ければ性能も高くなる傾向にあります。
しかしゲームに必要なスペック、やりたいことによってはエントリーモデルと呼ばれる低価格のゲーミングPCでも十分です。
この記事では目的別や、予算別でのPCの選び方やおすすめのスペック、初心者のよくある質問等も詳しく解説していきます。
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目次
初心者でも失敗しないゲーミングPCの選び方
ゲーミングPC初心者が失敗しないためには、「何のためにゲーミングPCを購入するのか」を定めるのが一番良いです。
ゲーミングPCを買おう!と考えた方はおそらく、「このゲームを遊びたい」「Youtubeで見たこんなゲームを遊びたい」など、買おうと決めたきっかけがあるはずです。
その目標が達成できるゲーミングPCを購入することが、一番失敗なく購入する方法となります。
ゲームタイトルやゲームジャンルから絞り込み、最終的に予算に合うものを選ぶようにしましょう。
ゲーミングPCをプレイするゲームで選ぶ
遊びたいゲームタイトルが決まっている場合は、タイトルの推奨スペック以上の性能のPCを購入すれば快適に遊ぶことができます。
推奨スペックはゲームの公式ホームページや、steamの場合はストアページで確認することができます。
オンラインでの対戦や協力があるゲームは、アップデートにより要求スペックが高くなる場合があります。
また最高画質設定でプレイした場合は、推奨スペックだと少し重たく感じることもあります。
そのため遊びたいゲームタイトルの推奨スペックより1ランク高い性能にするのがおすすめです。
ゲーミングPCをゲームジャンルで選ぶ
ゲームジャンル | ゲーミングPCのスペック |
リアルシュミレーション | ハイエンド |
FPS | ミドルスペック~ハイエンド |
高画質MMORPG | ミドルスペック |
MOBA | |
格闘ゲーム | |
一般MMO | エントリー~ミドルスペック |
アドベンチャー | エントリーモデル |
遊びたいゲームジャンルから、最適なゲーミングPCのスペックを決めることもできます。
正確にはゲームタイトルによってバラつきがありますが、上の表がジャンルとスペックの目安となります。
ゲームプレイに加えゲーム動画の録画編集や配信を行う場合は、表より1ランク上のゲーミングPCを購入することで実現できます。
ゲーミングPCを予算で選ぶ
価格 | スペック |
8~12万円 | エントリーモデル(ロースペック) |
12~20万円以下 | ミドルスペック |
20~30万円以下 | ハイエンド |
30万円以上 | 超ハイエンド |
ゲーミングPCは予算に応じて購入できるスペックも変動します。
価格とスペックの関連性は上の表を参考ください。
この表はPC本体のみの価格目安であり、ゲーミングモニターなどの周辺機器は含みません。
ご自身が遊びたいゲームタイトルやゲームジャンルは、どの程度の予算があれば無駄なく購入できるか照らし合わせて検討してみてください。
初心者におすすめなゲーミングPCのスペック
最低ライン | 理想 | |
CPU | Intel Core i5-10400 AMD Ryzen 5-3500 | Intel Core i7-10700 AMD Ryzen7-3700X |
グラフィックボード | GeForce GTX 1650以上 | GeForce RTX 2070 Super |
メモリ | 8GB | 16GB |
ストレージ | SSD 240GB以上 | SSD 500GB以上 |
初心者におすすめのゲーミングPCスペックは以上の通りです。
最低ラインとはエントリーモデルを指し、BTOメーカーで購入できる一番低いスペックとなります。
理想はミドルスペックであり、ミドルスペックのゲーミングPCは一番需要が高いため最もコスパが良いスペックであることが理由です。
ミドルスペックの方が当然価格は高いですが、長期に渡って快適にPCゲームを楽しむことができますから、一番おすすめのスペックです。
パーツそれぞれの考え方について、少し詳しく見ていきましょう。
CPU
CPUはPCゲームにおいて当たり判定やエフェクトの演算などを担っています。
MMO等のPVEゲームでは性能が低くても問題ありませんが、競技性の高いFPSやMOBAなどのPVPではCPU性能が低いと処理落ちが起こってしまい、いわゆる「判定負け」や「ラグ」が頻繁に出てしまいます。
対人ゲームをメインにプレイする場合は性能の高いCPUをおすすめします。
グラフィックボード
グラフィックボードはゲーミングPCで最も重要なパーツです。
ゲームの描写や滑らかさ、動きの速い戦闘シーン等での処理速度に大きく影響します。
画質を最低まで下げれば低性能なグラフィックボードでもプレイできますが、影の品質や光の描写などがなくなり臨場感がなくなってしまいます。
ゲームの快適性と共に臨場感にもかかわる重要なパーツなので予算があればなるべく高品質なものを選ぶようにしましょう。
メモリ
ゲームのタイトルによってはメモリ容量が不足していると処理落ちや強制終了の原因になります。
基本的には8GBで十分な場合が多いですが、最近では10GB以上を推奨するゲームも出始めています。
最新ゲームや高グラフィックのゲームをプレイする場合は16GBを搭載しましょう。
また、動画配信や動画を見ながらのゲームプレイなど並列して作業を行う場合は、要求メモリ容量を満たしていても処理落ちしてしまう場合があります。
自身のやりたいタイトルや、配信の有無に合わせて増設しましょう。
ストレージ
ストレージはゲームを保存する領域のことで、HDDとSSDがあります。
容量が足りないとゲームをインストールすることすら出来なくなってしまいます。
PCゲームの容量は10GB前後が多い為最低でも240GBは必須です。
中には30GBを超える大容量ゲームもあるため、500GBあれば安心です。
SSDには接続方式の種類があり、昨今は「NVMe接続」が主流になっています。
NVMe接続はSATA接続に比べデータ転送速度が格段に早いため、「NVMe」を優先的に選ぶようにしましょう。
BTOパソコンメーカーでの購入がおすすめ
ゲーミングPCを購入する際はBTOパソコンメーカーでの購入をおすすめします。
BTOパソコンメーカーの特徴
- コスパが良い
- 好みのスペックにカスタマイズできる
- 分割金利無料キャンペーンで購入負担が軽い
BTOパソコンメーカーではゲーミングブランドを持っており、ゲーミング性能に特化したPCを販売しています。
BTOパソコンメーカーは受注生産のシステムを取っているため、無駄な在庫がなくコストを極限まで抑えています。
受注生産なので注文時にパーツの変更や増設といった「カスタマイズ注文」を行うことができ、好みの構成のゲーミングPCが購入できます。
BTOパソコンメーカーではセールやキャンペーンが頻繁に開催されており、PCそのものがお得に購入できるほか、分割支払いをしても手数料がかからないキャンペーンも開催されます。
一括で10万円の支払いは購入負担が大きく抵抗感がありますが、月々3000円~の支払いで最新ゲーミングPCが購入できます。
家電量販店や大手通販サイトでもゲーミングPCは販売されていますが、BTOパソコンメーカーに比べデメリットもあることから、おすすめできません。
ゲーミングPC購入に関する詳しい内容は以下の記事を参考ください。
激安品や中古品には注意
大手通販サイトの5万円以下で販売されているゲーミングPCは、超低スペックの使い物にならないPCが多いです。
型落ちの中古パーツの寄せ集めや、事務用の激安PCにグラボを乗せただけの物も多く、PCゲームの動作が難しいものも販売されています。
フリマサイト等で中古品を買う場合も同様に注意が必要です。
中古品はパーツの消耗度がわからず、既に不調が出ていたり故障している場合もあります。
PCに関して知識が深く、故障品であっても換装や修理によって再生できる場合以外は新品での購入をおすすめします。
初心者がゲーミングPCを買う際のよくある疑問
ゲーミングPCと通常のPCは何が違うの?
ゲーミングPCと通常のPCの違いはグラフィックボードの有無です。
グラフィックボードはグラフィック処理に特化したパーツで、3Dゲームのプレイに欠かせません。
ドラクエXなどの非常に軽いゲームであればグラフィックボードのない通常のPCでも遊ぶことができますが、多くの有名タイトルのはグラフィックボードが必要です。
パーツが高温になりやすいため、冷却性能が高いこともゲーミングPCの特徴です。
関連記事 ゲーミングPCとは?普通のPCとの違い
ゲーミングPCと家庭用ゲーム機どっちを買うべき?
最近は有名PCゲームが家庭用ゲーム機で発売される事も多くなっています。
有名タイトルではフォートナイト、Apex Legends、マインクラフトなどはPCから家庭用ゲーム機に移植されたものです。
ゲーミングPCは家庭用ゲーム気よりスペックが高いため、より高画質設定でのゲームプレイや高いフレームレートでのプレイが可能です。
ゲーミングPCでのゲームはフレームレートに上限はありませんが、家庭用ゲーム機はフレームレート上限が60fpsに設定されています。
他にも動画配信や動画投稿、MODを導入してのゲームプレイはPCだけなので色んな楽しみ方ができるのも魅力です。
ご自身のプレイスタイルに合わせて、どちらがコスパが良いかで決めてしまえば良いでしょう。
ゲーミングノートPCは買っちゃダメというのは本当?
ノートPCはデスクトップPCに比べコスパが良くありません。
また、寿命もデスクトップよりノートの方が短いです。
以上のことから、どちらでも良い場合はデスクトップゲーミングPCをおすすめします。
しかしゲーミングノートPCを選びたい方は、ノートの方がご自身のライフスタイルに合っていることが多いです。
その場合はゲーミングノートPCを選んでしまえば良いですし、ゲーミングPCを諦める程ではありません。
コンパクトなゲーミングPCは選んではいけない?
コンパクトなゲーミングPCは全く問題ありません。
ケース内部の排熱性能が高くないので、ハイエンドゲーミングPCでコンパクトケースは厳しいですが、ミドルスペックならまず問題はないでしょう。
しかし同スペックの通常デスクトップゲーミングPCに比べ、ややコストパフォーマンスに劣ることがあるので注意しましょう。
ゲーミングPCを一式揃えるのに必要なもの
ゲーミングPCに必要なもの一式
- ゲーミングPC本体
- 液晶モニター
- マウス
- マウスパッド
- キーボード
- スピーカー(ヘッドホン・イヤホン)
ゲーミングPCを一式揃えるのに必要なものは以上の通りです。
マウスとキーボードは購入するBTOパソコンメーカーによって無料で付属しています。
液晶モニターは端子があればテレビへ出力も可能ですが、PCゲームをしっかり楽しみたいならゲーミングモニターをおすすめします。
ゲーミングPCを一式揃えるのにかかる費用や、使い方別の必要なものなど詳しくは以下の記事を参考ください。
初心者におすすめのゲーミングPC【2021年最新】
ドスパラ ガレリア XA7C-R70S
コスパ最強!人気No.1モデル
ドスパラ
ガレリア XA7C-R70S
OS:Windows 10 Home
CPU:Core i7-10700
GPU:GeForce RTX 2070 SUPER
メモリ:16GB DDR4
SSD:512GB NVMe SSD
HDD:無し
電源:650W(80PLUS BRONZE)
8
性能
9
コスパ
7
静音性
8
総合評価
CPUにCore i7-10700を、グラフィックボードにRTX2070 Superを採用したミドルスペックゲーミングPC。
4K対応でハイエンドに近い性能を備えていながら、価格は20万円を大きく下回る抜群のコスパの良さが特徴です。
静音性とデザイン性を兼ね備えたモデルチェンジした新たなケースを採用しています。FPS・MMO・RPGとジャンルを問わずに幅広いゲームを最高設定で遊ぶことができます。
ストレージは512GB NVMe SSDのみで、HDDは搭載していません。
動画や写真・音楽をたくさん保存したい、動画投稿を行う予定がある方はカスタマイズでHDDを増設するか、外付けHDDで対応する必要があるでしょう。
光学ドライブ・無線LANは非搭載なので、必要に応じてカスタマイズ増設するか、外付けデバイスで対応する必要があります。
迷ったらこのモデルを購入しておけば間違いはないでしょう。
ドスパラ ライトニング AT5
スペック十分の格安エントリーモデル
ドスパラ
Lightning(ライトニング) AT5
OS:Windows 10 Home
CPU:Ryzen 5 3500
GPU:GeForce GTX 1660 SUPER
メモリ:8GB DDR4
SSD:500GB NVMe SSD
HDD:無し
電源:500W(80PLUS BRONZE)
6
性能
8
コスパ
7
静音性
7
総合評価
CPUにRyzen 5 3500を、グラフィックボードにGTX1660 Superを搭載したエントリーモデルのゲーミングPCです。
エントリーながら十分の性能を備えており、プレイできないゲームはありません。
メモリは8GBなので、予算にゆとりがある方は16GBにカスタムした方が良いでしょう。
MODの導入や4Kは厳しいので、カジュアルにゲームを楽しみたい方に限定されます。
PCケースがコンパクトなので、机の上に設置しても圧迫感を感じることはないでしょう。光学ドライブ・無線LANは非搭載なので、必要に応じてカスタマイズ増設するか、外付けデバイスで対応する必要があります。
最も大きな特徴は10万円を切る圧倒的な価格の安さで、初めてゲーミングPCを購入する方におすすめです。
フロンティア FRGKB460/SG1
コンパクトなマイクロタワー
フロンティア
FRGKB460/SG1
OS:Windows 10 Home
CPU:Core i7-10700F
GPU:GeForce GTX 1660 SUPER
メモリ:16GB DDR4
SSD:500GB NVMe SSD
HDD:1TB
電源:600W(80PLUS BRONZE)
7.5
性能
7
コスパ
7
静音性
7
総合評価
省スペースのマイクロタワーケースを採用したゲーミングPCです。
幅(W):約209mm x 高さ(H):約381mm x 奥行(D):約391mmで場所を取らず、机の上に置いても邪魔になりません。
CPUに「インテル Core i7-10700F」を、グラフィックボードに「GeForce GTX 1660 SUPER」を搭載したCPU重視の構成になっています。
PCゲームはほぼ全て快適に動作しますが、中でもCPUが重要となるFPSゲームなどの対戦ゲームで性能を発揮するでしょう。
マイクロケースながらメモリは16GB、ストレージは500GBSSDと1TBHDDのたっぷり構成で、カスタマイズなしで快適に使用できます。
大きなデスクトップを配置するスペースがない方におすすめのゲーミングPCと言えます。
初心者向けゲーミングPCの選び方まとめ
ゲーミングPCの選び方について詳しく解説しました。
ゲーミングPCは「何がしたいか」を定めると、スペックに無駄のない最適な1台を探すことができます。
ゲーミングPCを購入する際はBTOメーカーで購入し、ECサイトや中古での購入は避けましょう。
どうしても迷うようなら、各BTOメーカーともミドルスペックが一番人気となる傾向にありますから、人気No.1機種を購入してしまっても問題ないでしょう。