当サイトコンテンツはPRを含みます。
ゲーミングPCの設定ガイド【初期設定】

ゲーミングPCの設定ガイドです。
初期設定を筆頭に、それぞれの細かい設定も解説していきます。
初心者の方・設定が面倒な方は、一番最初に解説する「初期設定」だけやっておきましょう。
しっかり設定をやりたいタイプの方は、それぞれ自分に必要かどうか確認しながら、必要なものを設定してみてください。
目次
ゲーミングPCの初期設定【最低限ここだけ】
ゲーミングPCの初期設定は大きく分けて以上の3つです。
実のところ何の設定もせずに、いきなりゲームをプレイしたって何ら問題はありません。
初期設定をしておくと、後々の面倒事が少し楽になりますし、不具合が起きる確率が少し下がります。
Windows11の初期設定
■ Windows Updateの設定
→ 手動でアップデートを適用する必要がなくなり、自動で最新状態を保つようになる。
■ ディスプレイの設定
→ モニターの性能をしっかり発揮できるようにシステムの設定をする。
■ ゲームモードをオンにする
→ ゲーム中に裏で動作しているアプリを抑制して、ゲームに性能を発揮させる。
Windows11の初期設定です。
はじめに設定しておけば設定は保持されるので、ちょっと面倒ですがやっておきましょう。
Windows Updateの設定
Windowsを最新状態にアップデートし、以降自動でアップデートを適用する設定をします。
STEP 1 設定画面を開く
スタートアイコンを右クリックし、「設定」を選択します。

STEP 2 Windows Updateのタブを開く
左側メニュー最下部の「Windows Update」を選択します。

STEP 3 Windowsを最新の状態までアップデートする
最新の状態です と表示されるまで、「更新プログラムのチェック」を押して、アップデートを適用する。
アップデートは複数回行う可能性もありますし、途中再起動もしながら進めてください。

STEP 4 自動アップデートをオンにする
利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手するの項目を「オン」にします。

ディスプレイの設定
モニターの性能にあわせて、ディスプレイの設定をしておきましょう。
Windows標準では、リフレッシュレート設定が60Hzになっています。
STEP 1 設定画面を開く
スタートアイコンを右クリックし、「設定」を選択します。

STEP 2 システムのタブを開く
左側メニューの「システム」を選択します。

STEP 3 ディスプレイの設定を開く
システムのメニューから、「ディスプレイ」を選択します。

STEP 4 ディスプレイの詳細設定を開く
関連設定の項目にある、「ディスプレイの詳細設定」を選択します。

STEP 5 リフレッシュレートを設定する
リフレッシュレートの選択で、何Hzに設定するか選択します。
リフレッシュレートは、ご使用のモニターのリフレッシュレートに数字を合わせます。
リフレッシュレート120Hzのモニターを使用していれば、ここの設定も120Hzにする、といった感じ。

ゲームモードをオンにする
ゲームモードは、バックグラウンドで動作するアプリを自動的に抑え、CPUやGPUのリソースをゲームに優先的に割り当ててくれる設定です。
STEP 1 設定画面を開く
スタートアイコンを右クリックし、「設定」を選択します。

STEP 2 ゲームのタブを開く
左側メニューの「ゲーム」を選択します。

STEP 3 ゲームモードを開く
ゲームのメニューから、「ゲームモード」を選択します。

STEP 4 ゲームモードをオンにする
ゲームモードのスライドを「オン」にします。
既にオンになっていれば、そのままでOKです。

グラフィックボード(GPU)の初期設定
グラフィックボードのドライバは、アップデートによって最新のゲームに最適化されるため、できるだけ最新にしておきたいものの、不具合も少なくありません。
とはいえ、購入時そのままでは、いつのバージョンかわかりませんから、一旦最新までバージョンアップしてしまうか、心配ならバージョン名で不具合がないか、SNSなどで検索してからアップデートしてください。
もしアップデートしてしまってから不具合に気付いた場合、簡単にダウングレードもできるので、ご安心を。
グラフィックボードのドライバーアップデートの手順
STEP 1 NVIDIA Appを開く
デスクトップ右下のNVIDIAアイコン上で右クリックをし、NVIDIA Appを開く。

NVIDIAのアイコンがない場合、Windowsメニューを左クリックし、検索窓に「NVIDIA」と入力する。
NVIDIA Appがヒットするので、開く。

STEP 2 ドライバーのタブを開く
左側メニューの「ドライバー」を選択する。

STEP 3 ダウンロードボタンからアップデートする
緑色のダウンロードボタンを選択して、アップデートをダウンロード&インストールする。
ボタンが無い場合は、更新アイコンをクリックして、更新プログラムを確認する。
更新プログラムがなく、最新バージョンが適用されていれば完了。

セキュリティソフトの初期設定
セキュリティソフトは、Windowsに標準搭載されている「Windows Difender」だけでも十分です。
Windows Difenderは、Windowsのアップデートで最新状態に保たれます。
ただし、海外サイトの閲覧・MODのダウンロードをする場合は、Windows Difenderだけでは不十分かもしれません。
Windows Difenderはフィッシングサイトや、ダウンロードファイルの対処が苦手なので。
他のウィルスソフトと共存できるので、海外サイトの閲覧やMODの導入をする場合は、追加でセキュリティソフトをインストールしましょう。

ひとことアドバイス
最低限の初期設定で終えたい方は、ここまででOKです。
Windowsの詳細設定
Windowsの初期設定を除く、やっておいた方が良いけれど、やらなくても問題はない細かい設定を解説します。
透過効果をオフにする
透過効果とは、タスクバーやスタートメニュー、ウィンドウの端が半透明になる効果のことです。
透過効果の目的はデザイン性のみ。
パソコンの負荷を軽減するため「オフ」にします。
STEP 1 個人用設定の「色」を開く
デスクトップ上で右クリックし、「個人用設定」を選択します。
個人用設定メニューから「色」を選択します。


STEP 2 透過効果をオフにする
透過効果のスライドを「オフ」にします。

不要なアプリを削除
ゲーミングPCは購入時に、不要なアプリがインストールされている場合があります。
「これは絶対に使わないな」というアプリは削除しておきましょう。
誤って本来使用するアプリを削除してしまっても、再度インストールが可能ですから、気楽に。
STEP 1 設定画面を開く
スタートアイコンを右クリックし、「設定」を選択します。

STEP 2 アプリのタブを開く
左側メニューの「アプリ」を選択します。

STEP 3 インストールされているアプリ一覧を開く
アプリのメニューから、「インストールされているアプリ」を選択します。
現在パソコンにインストールされているアプリの一覧が表示されます。

STEP 4 不要なアプリを削除(アンインストール)する
不要なアプリを見付けます。(無ければ何もしなくてOK)
不要なアプリの右側の「…」をクリックします。
「アンインストール」を選択して削除を完了します。


ひとことアドバイス
マカフィー体験版はアンインストール候補です。マカフィーはゲームでよく邪魔をしますし、最初からインストールされているマカフィーは、3ヶ月程度で期限が切れますから。
Game Bar(ゲームバー)の停止
Game Bar(ゲームバー)は、Windowsに標準搭載されている、ゲーム中のスクリーンショット・動画録画・パフォーマンス状態の確認ができるツールです。
一見便利な機能ですが、ゲームごとに大量の通知が来るのでとても邪魔です。
Game Bar(ゲームバー)より、Steamのshadowplayなど、別のキャプチャ ソフトの方が便利なのでオフにします。
STEP 1 設定画面を開く
スタートアイコンを右クリックし、「設定」を選択します。

STEP 2 ゲームのタブを開く
左側メニューの「ゲーム」を選択します。

STEP 3 Game Barを開く
ゲームのメニューから、「Game Bar」を選択します。

STEP 4 Game Barをオフにする
コントローラーが、Game Barを開くことを許可するのスライドを「オフ」にします。

マウスの設定
ゲーミングマウスを使用する場合や、FPSゲームをプレイする場合に特に重要となる設定です。
標準でオンになっている「ポインタの精度を高める」機能は、マウスカーソルがボタン等をクリックする際にマウス速度を適切に設定して、ポイントしやすくなる機能です。
しかしFPSゲームなどでは、AIMのブレなどにつながるため、設定をオフにすることが推奨されています。
STEP 1 設定画面を開く
スタートアイコンを右クリックし、「設定」を選択します。

STEP 2 Bluetoothとデバイスのタブを開く
左側メニューの「Bluetoothとデバイス」を選択します。

STEP 3 マウスの設定を開く
Bluetoothとデバイスのメニューから、「マウス」を選択します。

STEP 4 ポインターの精度を高めるをオフにする
ポインターの精度を高めるのスライドを「オフ」にします。

グラフィックボードの詳細設定【NVIDIA】
グラフィックボードの詳細設定によって、よりゲームを快適にプレイする設定を解説していきます。
ここで紹介する設定は必須ではありませんので、お好みにあわせて設定を行ってください。
NVIDIA Appの設定
NVIDIA Appでは、オーバーレイとゲームの最適化に関する設定をしておきます。
NVIDIA オーバーレイの設定
NVIDIAオーバーレイは、動画撮影・スクリーンショット・パフォーマンス監視に関するNVIDIAのツールです。
ゲームの動画を撮影したり、ゲーム内で綺麗な写真を撮影したい場合は、設定をしましょう。
STEP 1 NVIDIA Appを開く
デスクトップ右下のNVIDIAアイコン上で右クリックをし、NVIDIA Appを開く。

NVIDIAのアイコンがない場合、Windowsメニューを左クリックし、検索窓に「NVIDIA」と入力する。
NVIDIA Appがヒットするので、開く。

STEP 2 設定のタブを開く
左側メニューの「設定」を選択する。

STEP 3 オーバーレイの設定をする
NVIDIAオーバーレイの機能を使用する場合はオンに、使用しない場合はオフにします。
NVIDIAオーバーレイをオンにしていれば、「Alt+F9で録画開始」など、ショートカットキーで機能を使用できます。
ゲームのフィルタおよび写真モードをオンにすれば、ゲーム内で撮影するスクリーンショットが綺麗に撮影できます。
スマホで写真を盛れるみたいなものです。

NVIDIA コントロールパネルの設定
NVIDIA コントロールパネルでは、GPUの動作や表現に関する設定をします。
電源管理モードの設定
電源管理モードでは、ゲーム中は電源の節約効率化よりも、パフォーマンスを発揮することを優先する設定をします。
STEP 1 NVIDIA コントロールパネルを開く
デスクトップ右下のNVIDIAアイコン上で右クリックをし、NVIDIA コントロールパネルを開く。

NVIDIAのアイコンがない場合、Windowsメニューを左クリックし、検索窓に「NVIDIA」と入力する。
NVIDIA コントロールパネルがヒットするので、開く。

STEP 2 3D設定の管理を開く
左のタスク一覧から、「3D設定の管理」を選択します。
ほとんどの場合、デフォルトで開いているかと思います。

STEP 3 電源管理モードを見つける
グローバル設定タブの一覧項目から、「電源管理モード」を探してください。

STEP 4 電源管理モードを「パフォーマンス最大化を優先」に設定する
電源管理モードをダブルクリックします。
すると右側の「標準」の箇所が選択できるようになるので、「パフォーマンス最大化を優先」に切り替えます。
NVIDIA コントロールパネルウィンドウの下部に出現した「適用」をクリックして設定完了です。

低遅延モードの設定
低遅延モードでは、低遅延を最大にして入力遅延を最も軽減します。
STEP 1 NVIDIA コントロールパネルを開く
デスクトップ右下のNVIDIAアイコン上で右クリックをし、NVIDIA コントロールパネルを開く。

NVIDIAのアイコンがない場合、Windowsメニューを左クリックし、検索窓に「NVIDIA」と入力する。
NVIDIA コントロールパネルがヒットするので、開く。

STEP 2 3D設定の管理を開く
左のタスク一覧から、「3D設定の管理」を選択します。
ほとんどの場合、デフォルトで開いているかと思います。

STEP 3 低遅延モードを見つける
グローバル設定タブの一覧項目から、「低遅延モード」を探してください。

STEP 4 低遅延モードを「ウルトラ」に設定する
低遅延モードをダブルクリックします。
すると右側の「オフ」の箇所が選択できるようになるので、「ウルトラ」に切り替えます。
NVIDIA コントロールパネルウィンドウの下部に出現した「適用」をクリックして設定完了です。

垂直同期の設定
垂直同期は、パソコンとモニターのリフレッシュレートを同期させます。
パソコンとモニターのリフレッシュレートがズレると、画面にノイズが走ります。
しかし垂直同期をオンにすると、操作遅延が発生することがあるので、ノイズが走るならオンに、走らないならオフがおすすめです。
垂直同期は、「3Dアプリケーション設定を使用する」にしておくと、ゲーム内の設定で切り替えることができます。
STEP 1 NVIDIA コントロールパネルを開く
デスクトップ右下のNVIDIAアイコン上で右クリックをし、NVIDIA コントロールパネルを開く。

NVIDIAのアイコンがない場合、Windowsメニューを左クリックし、検索窓に「NVIDIA」と入力する。
NVIDIA コントロールパネルがヒットするので、開く。

STEP 2 3D設定の管理を開く
左のタスク一覧から、「3D設定の管理」を選択します。
ほとんどの場合、デフォルトで開いているかと思います。

STEP 3 垂直同期を見つける
グローバル設定タブの一覧項目から、「垂直同期」を探してください。

STEP 4 垂直同期を「オフ」に設定する
垂直同期をダブルクリックします。
すると右側の「3Dアプリケーション設定を使用する」の箇所が選択できるようになるので、「オフ」に切り替えます。
NVIDIA コントロールパネルウィンドウの下部に出現した「適用」をクリックして設定完了です。


ひとことアドバイス
「異方性フィルタリング」や「テクスチャ品質」の項目も設定してもいいですが、カスタマイズ設定は自分自身が困ってから考えればいいと思います。
フレームレート(fps)を上げる設定
フレームレートは、1秒間に何枚の画像を描写できるかを示す値で、この単位はfpsで表されます。
fpsが高いほど映像は滑らかになり、対戦系ゲームでは勝敗に大きく影響します。
対戦要素のないゲームでは、60fpsもあれば十分です。
fpsを高めるための設定について解説します。
ゲーム中のフレームレートを表示する方法
ゲーム中のフレームレートを表示する方法は2つあります。
Windows11に標準搭載された「Xbox Game Bar」を使用するか、MSI公式ツールの「MSI Afterburner」を使用する方法です。
他にもツールはありますが、MSI Afterburnerがとても優れているので、これで良いと思います。
Game Barは初期設定で停止をおすすめしているので、MSI Afterburnerを使いましょう。
Game Barはごちゃごちゃして見にくいですし。
MSI Afterburnerのツールを使うと、GPU使用率や温度も同時に表示できます。
これにより、どの設定変更がどの程度FPSに影響を与えているかが一目でわかるようになります。
グラフィック設定でフレームレートを上げる
ゲーム内のグラフィック設定・表示設定でフレームレートを上げることができます。
初期設定で解説したモニターのリフレッシュレートは必須ですが、これ以外にもゲーム内の設定でもフレームレートが上がります。
ゲーム内の設定で、フレームレートを上げることができるものです。
簡単に言えば、ゲームのグラフィックを落とせばフレームレートは上がります。
特にフレームレートに影響しやすい項目が、影の表現・反射の表現です。
アンチエイリアスとは描写のギザギザを無くし、なめらかにする表現のことで、これもフレームレートに影響します。
ゲームの画面サイズには、フルスクリーン・ボーダーレス・ウィンドウの3種類がありますが、フルスクリーンが最もフレームレートが高くなります。
ゲーム内の設定には、パフォーマンスに関する項目があります。
低画質・標準画質・ウルトラなど、ゲームによって表現は様々ですが、これを下げるほどフレームレートは上がります。
フォートナイトやVALORANTのような競技系のFPSゲームでは、標準画質でフレームレートを上げた方が勝率は高くなります。
RPGならウルトラ設定でも、60fpsが出ていれば十分です。
これはMSI Afterburnerでフレームレートを表示しながら、ちょうど良い設定を模索しましょう。
モニターの表示設定・最適化
モニターの表示設定と最適化について解説します。
初期設定でも解説しました、Windows側での出力リフレッシュレート設定は必ず確認しておきましょう。
また、モニターにはブルーレイ軽減やフリッカーフリーなど、目の疲れを軽減する機能を搭載している場合がありますので、モニターの説明書を確認してオンにすると、疲れ目になりにくくなります。
モニターのリフレッシュレート設定
初期設定で解説した内容と同じです。
モニター側でもリフレッシュレートの設定が正しいか確認しておきましょう。
STEP 1 設定画面を開く
スタートアイコンを右クリックし、「設定」を選択します。

STEP 2 システムのタブを開く
左側メニューの「システム」を選択します。

STEP 3 ディスプレイの設定を開く
システムのメニューから、「ディスプレイ」を選択します。

STEP 4 ディスプレイの詳細設定を開く
関連設定の項目にある、「ディスプレイの詳細設定」を選択します。

STEP 5 リフレッシュレートを設定する
リフレッシュレートの選択で、何Hzに設定するか選択します。
リフレッシュレートは、ご使用のモニターのリフレッシュレートに数字を合わせます。
リフレッシュレート120Hzのモニターを使用していれば、ここの設定も120Hzにする、といった感じ。


ひとことアドバイス
モニターのリフレッシュレートは、モニターの箱・説明書・購入履歴・型番のWEB検索などから確認できます。
モニターの解像度設定
解像度がモニターのネイティブ解像度と合っていないと、ぼやけた映像や遅延の原因になります。
特に4Kモニターを使用している場合は、ゲーム内設定とWindows側のスケーリング設定が一致しているかも確認してください。
正しい設定ができていれば、動きの滑らかさや反応速度が格段に向上します。
「なぜかカクつく」「映像がぼやける」と感じたときは、まずこの項目を見直してみると良いでしょう。
STEP 1 設定画面を開く
スタートアイコンを右クリックし、「設定」を選択します。

STEP 2 システムのタブを開く
左側メニューの「システム」を選択します。

STEP 3 ディスプレイの設定を開く
システムのメニューから、「ディスプレイ」を選択します。

STEP 4 ディスプレイの解像度を設定する
ディスプレイの解像度で、適切な解像度を選択します。
推奨と記載のある解像度を選ぶと、カクつきやボヤける現象は解消されます。
デュアルモニターにしている時は、それぞれのモニターで解像度を設定する必要があります。

モニターのスケーリング設定
モニターと椅子の距離によって、文字が小さくて読みにくい、文字が大きすぎて違和感がある場合は、スケーリング設定で改善できます。
Windowsのスケーリング設定
STEP 1 設定画面を開く
スタートアイコンを右クリックし、「設定」を選択します。

STEP 2 システムのタブを開く
左側メニューの「システム」を選択します。

STEP 3 ディスプレイの設定を開く
システムのメニューから、「ディスプレイ」を選択します。

STEP 4 モニターのスケーリングを設定する
拡大/縮小の項目で、モニターのスケーリングを設定します。
これはご自身が見やすい倍率でOKです。

GPUスケーリング設定
GPUスケーリング設定により、ゲーム内のスケーリング設定が優先され、ゲームによって変な拡大のされ方をする場合に、自然な形で拡大されるようにGPUが処理します。
STEP 1 NVIDIA コントロールパネルを開く
デスクトップ右下のNVIDIAアイコン上で右クリックをし、NVIDIA コントロールパネルを開く。

NVIDIAのアイコンがない場合、Windowsメニューを左クリックし、検索窓に「NVIDIA」と入力する。
NVIDIA コントロールパネルがヒットするので、開く。

STEP 2 デスクトップのサイズと位置の調整を開く
左メニューのディスプレイ項目にある、「デスクトップのサイズと位置の調整」を開く。

STEP 3 GPUスケーリングをオンにする
「ゲームとプログラムによって設定されているスケーリングモードを上書きする」にチェックを入れます。
NVIDIA コントロールパネルウィンドウの下部に出現した「適用」をクリックして設定完了です。

消費電力を抑える設定
消費電力を抑える設定は、ただ省エネ特化にするとゲームのパフォーマンスも下がります。
ここではゲーム中は高パフォーマンスに、それ以外では消費電力を抑える省エネ設定を紹介します。
STEP 1 設定画面を開く
スタートアイコンを右クリックし、「設定」を選択します。

STEP 2 システムのタブを開く
左側メニューの「システム」を選択します。

STEP 3 電源の設定を開く
システムのメニューから、「電源」を選択します。

STEP 4 電源項目を設定する
電源モードを「バランス」に。
省エネ機能をオンにしていると電力モードは操作できないので、注意してください。
省エネ機能はオフにしておきます。

STEP 5 NVIDIA コントロールパネルの電力管理モードを設定する
グラフィックボードの詳細設定で解説した、電源管理モードの設定をします。
この設定をすると、通常利用時はバランスをとった省エネの設定にしつつ、GPUを使用する時のみパフォーマンスを優先する電力管理になります。

ひとことアドバイス
電源モードを「最適な電力効率」にしても良いのですが、GPU非使用時の動作では消費電力が元々小さいので、大きな効果は得られません。
ファンの動作設定|冷却・静音に影響
ファンの動作設定は、「ファンの音がうるさいから、回転を下げよう」といった考え方をしてはいけません。
ファンの回転数はケース内の排熱に大きく関連するので、回転数と冷却性能はセットで考える必要があるからです。
パソコン初心者の方は、ファンの設定は触らない方が良いと思います。
ファンの動作設定は、「FanCtrl」というツールで管理できます。
ファンの動作音が気になる場合は、静音ファンに交換をしたうえで、最適化のために「FanCtrl」で制御をしましょう。
ゲーミングPCの「光る」設定
ゲーミングPCの光る設定は、マザーボードのアプリケーションで設定できます。
後から光るケーブル、光るパーツを導入した場合は、マザーボードのメーカーを確認し、メーカー公式ページからRGB制御アプリをインストールすればOKです。
キーボード・マウスなど光るデバイスもありますが、これらはデバイスの専用アプリで制御することが多いです。
例えばLogicoolのデバイスなら、Logicool専用アプリから光のオン/オフや、光る色についても設定可能になっています。
光らせるつもりはなかったのに、買ったゲーミングPCがめちゃくちゃ光って困る…という場合は、光らないように設定することも可能です。
ただしゲーミングPCは光らせれば光らせるほど、消費電力は増えるのでご注意を。
ゲーミングPCの上級者向け設定
■ オーバークロック(CPU・GPU)
→ パーツの動作周波数を定格最高を上回る数値で動作させる。
→ 性能を向上させられるが、発熱量が増え、消費電力が増え、寿命が縮む。
■ アンダーボルト(CPU・GPU)
→ パーツの消費電圧を意図的に下げる。
→ 消費電力と発熱量が抑制され、静音化され、性能が向上されるが、電圧設定がシビア。
■ オーバードライブ(モニター)
→ ピクセルの電圧を通常よりも高くする。
→ 応答速度を速めるが、強すぎると残像が残る、不自然になる、寿命が縮む。
ゲーミングPCの代表的な上級者向け設定です。
これらはパソコンの知識があり、最悪パーツやモニターが壊れたって構わないという方のみが手を出す設定です。
メーカー側の想定動作から逸脱して動作させるものなので、保証の対象からも外れますから、ご注意ください。
ゲーミングPCの設定トラブルシューティング
ゲーミングPCの設定で起きるトラブル対処を簡潔にまとめます。
GPUドライバー更新後にfpsが下がる・起動しなくなった
以前のGPUドライバーに戻しましょう。(ロールバックという)
新しくインストールしたGPUドライバーに不具合が起きている可能性があります。
STEP 1 NVIDIA Appを開く
デスクトップ右下のNVIDIAアイコン上で右クリックをし、NVIDIA Appを開く。

NVIDIAのアイコンがない場合、Windowsメニューを左クリックし、検索窓に「NVIDIA」と入力する。
NVIDIA Appがヒットするので、開く。

STEP 2 ドライバーのタブを開く
左側メニューの「ドライバー」を選択する。

STEP 3 古いGPUドライバーをダウンロード
画面を下へスクロールすると、「以前にインストール済み」という1つ前のドライバーがあります。
右の方にある「︙」から、「再インストール」を選択します。
古いGPUドライバーがダウンロードされ、更新の準備が開始されます。

STEP 3 古いGPUドライバーをインストール
更新の準備が完了し、動作が停止したら、再度「︙」から、「再インストール」を選択します。
古いGPUドライバーのインストールランチャーが起動するので、インストールを進めて完了します。
これで古いGPUドライバーが適用されるので、ゲームの動作を確認してください。
高負荷時にだけゲームが落ちる
電源ユニット、または設定に問題があるかもしれません。
GPUやファンなど、パーツを交換している場合は、電力ユニットの電源容量が足りているか、再度しっかり確認してください。
電源の設定を省エネにしている場合は、設定を戻してみてください。
省エネ設定にしたいなら、この記事で紹介している省エネ設定がおすすめです。
光るパーツを増設している場合、これも電源が不足する原因になる可能性がありますから、1度光るパーツを外して動作を確認してみてください。
ゲーミングPCの設定【まとめ】
ゲーミングPCの設定は、この記事で紹介した初期設定だけやっておけば問題ありません。
それ以降は、パソコンでゲームをする中で、調子が悪いときや、もっとこうしたいと思いついた時に設定を見直していけばいいのです。
最初から完璧な設定にはできませんし、自分に合った設定もあるので、適宜設定を変更していきましょう。