ゲーミングPCをレンタルする方法について紹介します。
「ゲーミングPCレンタルのメリット・デメリット」
「ゲーミングPC購入との価格比較」
「ゲーミングPCレンタルが可能なショップ」
以上の内容について詳しく解説していきます。
現状ゲーミングPCのレンタルは大会やセミナー用など法人が主であり、個人レンタルは一部です。
ゲーミングPCのレンタルについて(法人)
ゲーミングPCのレンタルは基本的に法人を対象としたサービスになります。
期間限定イベントなどで一時的にゲーミングPCが必要な企業が利用することが多く、ゲーム大会やデジタルアート展で使用されています。
レンタル台数は数台から数十台と幅広く選択することができます。
故障時もレンタル元が速やかに対応してくれるので、PCに詳しくない方でも安心です。
料金は月額の固定となっており、企業なら経理処理がしやすいメリットがあります。
ゲーミングPCを購入するのに比べて割高なので、レンタルで使い続けるのはコスパが悪いです。
ゲーミングPCの個人レンタルはおすすめしない
個人レンタルは価格が割高で、最終的には返却しなければならないのでお勧めしません。
サポートは充実していますが、購入でも年中無休24時間サポートを実施しているメーカーはあるので特別なメリットではありません。
ラインナップも少なく、最新パーツを採用したモデルも少ないです。
個人でレンタルを使用する場合、PCゲームをお試しでプレイしたい等の一時的な利用に留めましょう。
ゲーミングPCを用意したネットカフェやゲームカフェ、試遊コーナーが設置されている店頭でもPCゲームをプレイすることが可能なので、そちらをおすすめします。
ゲーミングPCレンタルと購入の価格比較
Lenovo Legion T750i(レンタル) | Lenovo Legion T750i(購入) | |
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スペック | ・24.5型 ゲーミングモニター ・32GB DDR4 ・Core i9-10900K ・GeForce RTX2070 SUPER ・1TB SSD + 2TB HDD ・Wi-Fi 6 対応 ・水冷クーラー搭載 | ・32GB DDR4 ・Core i9-10900K ・GeForce RTX2070 SUPER ・512GB SSD + 2TB HDD ・Wi-Fi 6 対応 ・水冷クーラー搭載 |
価格 | 月額¥15,900(税込) / 1年契約 月額¥10,300(税込) / 2年契約 | ¥226,195(税込・送料込) |
1年使用の総額 | ¥190,800円(税込) | ¥226,195(税込・送料込) |
2年使用の総額 | ¥247,200円(税込) | ¥226,195(税込・送料込) |
個人でゲーミングPCをレンタルできるLenovoのスグゲーでレンタルした場合と、Lenovoの同一ゲーミングPC購入時の価格を比較しました。
レンタル版はゲーミングモニターが付属し、SSDが1TBのものに変更されています。
Lenovoのスグゲーはレンタルショップの中でも良心的な価格となっており、1年使用ならレンタルの方が安いです。
2年以上使用すると購入のほうが安くなります。
モニターが付属しているので、モニターを合わせるとほぼ同額です。
以上のことから2年未満の使用であればレンタルのほうが安いので、期間限定の出張などにはお得です。
2年以上使用するなら購入がおすすめです。
また「購入後あまり使わなかったから売る」という選択肢もとれるので、一概にレンタルが安いとも言えません。
「Lenovo Legion T750i」での比較は以上の結果ですが、同一スペックのPCがドスパラやパソコン工房といった国内BTOメーカーで20万円以下で購入できます。
ゲーミングPCのレンタルショップ
Lenovo(スグゲー)※個人向け
Lenovoのスグゲーは個人向けのレンタルです。
エントリーからハイスペックのモデルのデスクトップPCとノートPCがレンタルできます。
最低料金はエントリーゲーミングノートPCを2年レンタルした際の月額¥5,900円です。
通常は契約満了後に返却するのですが、スグゲーでは残りの料金を支払うことで買い取ることが可能です。
公式 Lenovo(スグゲー)
サードウェーブレンタル
ドスパラを運営しているサードウェーブが扱っているレンタルショップで、ドスパラで販売されているデジノスPCであれば全てレンタル可能です。
カスタマイズも可能となっており、幅広いラインナップから選択することができます。
数台から100台以上のレンタルも可能となっているので、大型のイベントでも利用可能です。
スペックや貸出期間によって値段が変動しますが、サイトで推奨されている最安のエントリーノートPCで月額¥18,000円となっています。
公式 サードウェーブレンタル
e-TAMAYA
法人向けのレンタルショップで、マウスコンピューターのデスクトップPCがレンタル対象となっています。
エントリーからハイエンドまで豊富な種類が用意されており、TITAN RTXやQuadro RTXを搭載したモデルもあります。
基本的にレンタル上限数はないので大型イベントにも利用可能です。
月額だけでなく1週間レンタルもあるので、7日間以内に終わるイベントにも使えます。
公式 e-TAMAYA
イベント21
イベント21はイベントの会場設営や運営を行っている会社で、PCレンタルも行っています。
エントリーからハイエンドのデスクトップPCをレンタルすることができます。
3日レンタルから1ヶ月レンタルが基本となっており、長期レンタルになると割引が発生します。
価格はどのPCを選択しても1ヶ月あたり¥60,000円なので、レンタルショップの中では高いです。
周辺機器も全て追加料金が発生するので、イベント丸ごと任せる場合以外はおすすめできないショップです。
公式 イベント21
PCレンタル.com
企業や学校向けのレンタルショップでドスパラのガレリアを扱っています。
エントリーからハイエンドまでのPCが用意されており、サイトに載っているPC以外にも広いラインナップが用意されています。
最短1日からのレンタルが可能で、期間が長くなるほど割引が発生します。
エントリーモデルが月額¥12,000円でレンタル可能です。
カスタマイズも可能なので使用用途に合わせられます。
公式 PCレンタル.com
ゲーミングPCのレンタルまとめ
ゲーミングPCのレンタルについて詳しく解説しました。
ゲーミングPCのレンタルは企業向けのサービスとなっており、割高なので個人利用はおすすめしません。
イベント開催時にゲーミングPCを揃えるのは多大な費用が発生するので、まとまって大量のゲーミングPCが必要な場合にはレンタルがおすすめです。