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おすすめミニタワーゲーミングPC
ミニタワーのおすすめゲーミングPCについて詳しく紹介していきます。
「ミニタワーゲーミングPCは性能は大丈夫なの?」
「ミニタワーゲーミングPCのメリット・デメリットは?」
「おすすめのミニタワーゲーミングPCはどれ?」
以上の内容について解説します。
部屋のスペースを確保するためミニタワー型のゲーミングPCの購入を検討されている方の参考となれば幸いです。
関連記事 おすすめ小型ゲーミングPC【コンパクト・省スペース】
目次
ミニタワーゲーミングPCの特徴
画像引用元:https://www.frontier-direct.jp/
ミニタワーゲーミングPCの最も大きな特徴はケースサイズです。
ミドルタワー型に比べスペースを取られないため、部屋が狭い・置くスペースが確保できない方におすすめのゲーミングPCです。
ミニタワーゲーミングPCは同スペックのデスクトップゲーミングPCに比べ価格も安く、手が出しやすいです。
入門向け(エントリー)のスペックで採用されることが多く、ケース内部が狭いのでカスタマイズ性は狭いため、カスタマイズをしない初心者向けが多いモデルです。
ミニタワーゲーミングPCの性能
ミニタワーのゲーミングPCはエントリーからミドルスペックのものが多く販売されています。
ミドルタワーPCに比べケース内部にスペースのゆとりがなく、排熱性能が劣ります。
高性能パーツは高温になりやすく、サイズも大型になるためミニタワーケースに収まらないこともあり、ミニタワーゲーミングPCではハイエンドスペックは推奨されません。
同じ省スペース型のゲーミングPCである「スリム型」や「キューブ型」に比べれば排熱性能もケース内スペースも勝るため、ミニタワーPCはそれらに比べ高いスペックのモデルが多い傾向にあります。
ミドルスペック以下においては、ミニタワーゲーミングPCは通常タワーに性能面で遜色はありません。
ミニタワーゲーミングPCのケースサイズ
ミニタワーPCとミドルタワーPCのケースで大きく差があるのは高さです。
ミドルタワーPCの高さは「460~500mm」程度である事が多く、机の上に置くと圧迫感がすごいです。
ミニタワーPCの高さは「300~400mm」ほどなので机の上に置いても圧迫感は薄いですし、机の下やラックにも置きやすいサイズです。
メーカーによってミニタワーケースのサイズが異なるため、必ずサイズの確認を行いましょう。
例えばドスパラではミドルタワーとミニタワーの横幅と奥行きは全く同じで、高さ方向のみサイズが違います。
パソコン工房ではミドルタワーとミニタワーの横幅が同じで、奥行きと高さが小型化されています。
ミニタワーゲーミングPCのメリット
ミニタワーゲーミングPCのメリットは「価格の安さ」や「省スペース性」です。
特にミドルタワーはとても大きいので、置き場所が確保できない方には大きなメリットとなります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
価格が安い
ミニタワーゲーミングPCは同スペックのミドルタワーゲーミングPCに比べて価格が安いです。
ミニタワーPCに採用されるマザーボードはmini-ATXなので、ミドルタワーに採用されるATXより安く搭載することが可能です。
更に単純にケースサイズが小さいことによる価格の安さも相まって価格が安くなるわけです。
省スペースである
ミニタワーPCは卓上設置しても圧迫感が無く、取られるスペースが少ないので邪魔になりにくいです。
床や壁と距離を十分に離しても邪魔にならず、排熱性能を十分に活かすこともできるので環境次第ではミドルタワーPCを購入するよりも高いパフォーマンスを発揮できます。
ミニタワーゲーミングPCのデメリット
ミニタワーゲーミングPCのデメリットは「拡張性の低さ」や「排熱性能の低さ」です。
特にケースサイズが小さいため内部のゆとりがありませんから、後からパーツを増設できないこともあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
拡張性が低い
ミニタワーゲーミングPCはケースサイズが小さいため、内部スペースにゆとりがありません。
PCは性能が足りなくなってきたと感じた際に増設や交換を行うことで性能アップを行うことができますが、ミニタワーPCはそのカスタマイズが難しいです。
ケースによっては光学ドライブ、無線WiFi、ストレージの追加もスペースがなく難しくなります。
パーツ交換はほとんどの場合で問題はありませんが、GPUのサイズによっては入らないこともあるので必ずサイズを確認しましょう。
ハイエンドでは排熱処理が厳しい
高性能なパーツは発熱量が多いです。
ケースが小型になるとPC内のスペースが限られるため熱が籠りやすくなり、排熱処理が間に合いません。
クーラーを追加することによって解決することもありますが、ミニタワーPCの拡張性は低く、クーラーを追加するのも難しいです。
排熱性能が低いので、高性能なパーツを採用しても性能を活かすことが難しいので、ハイエンドPCを求めている方にはおすすめできません。
BTOメーカー別のミニタワーゲーミングPC
メーカー | ミニタワーPC | サイズ(幅×奥行×高さ) |
---|---|---|
ドスパラ | Rシリーズ | 220 × 440 × 425 mm |
Magnateシリーズ | 190 × 420 × 360 mm | |
G-tune | ミニタワー | 196 × 430 × 417 mm |
ハンドル付ミニタワー | 178 × 395 × 330 mm | |
パソコン工房 | LEVEL∞ M-Class | 190 × 410 × 356 mm |
ツクモ | G-GEAR mini | 183 × 390 × 300 mm |
フロンティア | GKシリーズ | 209 × 381 × 391 mm |
サイコム | VXシリーズ | 195 × 450 × 380 mm |
ストーム | PG-Oシリーズ | 174 × 375 × 290 mm |
BTOメーカーで取り扱いのあるミニタワーゲーミングPCを一覧表にまとめました。
ケースから全パーツを選ぶフルカスタマイズPCは一覧表に含まれていません。
ミニタワーゲーミングPCを価格重視で選ぶならエントリークラスの「Magnateシリーズ」、パソコン工房の「LEVEL∞M-Class」がおすすめです。
コスパ・性能を重視するならフロンティアのGKシリーズがおすすめです。
それぞれのメーカーでミニタワーのケースサイズが異なるので、ご自身で置き場所に合わせて選ぶのも良いでしょう。
おすすめミニタワーゲーミングPC
パソコン工房 LEVEL-M0B4-R73X-RWVI
RTX2070Super搭載ミニタワー
パソコン工房
LEVEL-M0B4-R73X-RWVI
OS:Windows 10 Home
CPU:Ryzen 7 3700X
GPU:GeForce RTX 2070 SUPER
メモリ:16GB DDR4
SSD:500GB NVMe SSD
HDD:2TB
電源:700W(80PLUS BRONZE)
7.5
性能
8
コスパ
7
静音性
7.5
総合評価
コスパの優れたミドル~ハイエンド帯のゲーミングPCです。
CPUに「Ryzen 7 3700X」を、GPUに「GeForce RTX 2070 SUPER」を搭載したとにかくコスパの良いモデル。
ミニタワーケースなので場所を取らず、デスク上に置いても圧迫感はありません。
FPSやシミュレーションゲームなど高いスペックを要求するPCゲームにもしっかり対応できます。
フロンティア FRGKB460/SG2
RTX3070搭載の小型マイクロタワー
フロンティア
FRGKB460/SG2
OS:Windows 10 Home
CPU:Core i7-10700F
GPU:GeForce RTX 3070
メモリ:16GB DDR4
SSD:1TB NVMe SSD
HDD:2TB
電源:850W(80PLUS GOLD)
8
性能
8
コスパ
7
静音性
8
総合評価
省スペースのマイクロタワーケースを採用したミドルスペックゲーミングPCです。
幅(W):約209mm x 高さ(H):約381mm x 奥行(D):約391mmで場所を取らず、机の上に置いても邪魔になりません。
CPUに「Core i7-10700F」を、グラフィックボードに「GeForce RTX 3070」を搭載とマイクロタワーにも関わらずハイエンド性能を備えています。
小型ケースですがエアフローを考えられており、高い冷却性能を実現。
強化ガラスのサイドパネルはワンタッチボタンで開閉可能なため、メンテナンスも楽です。
ドスパラ ガレリア RM5C-G60S
バランス抜群のミニタワー
ドスパラ
ガレリア RM5C-G60S
OS:Windows 10 Home
CPU:Core i5-10400
GPU:GeForce GTX 1660 SUPER
メモリ:16GB DDR4
SSD:512GB NVMe SSD
HDD:無し
電源:550W(80PLUS BRONZE)
7
性能
7
コスパ
7
静音性
7
総合評価
CPUに「Core i5-10400」を、グラフィックボードに「GeForce 1660 SUPER」を採用した、性能バランスが素晴らしいモデルです。
「Core i5-10400」は第10世代の中でも特に優れたCPUで、「Ryzen 5 3500」より高性能です。
高負荷時には高温になる組み合わせですが、冷却性能の高い新ケースと140㎜の冷却ファンを内蔵しており、静音性の高い冷却性能で補います。
メモリは16GBと動作はサクサク、ストレージにはNVMeのSSDが採用されているためロード時間の短縮を促します。
初期構成ではストレージが「SSD 512GB」のみなので、必要に応じてHDDを追加するのも良いでしょう。
ツクモ G-GEAR mini GI7A-C204/T
RTX3070搭載ミニタワーPC
TSUKUMO(ツクモ)
G-GEAR mini GI7A-C204/T
OS:Windows 10 Home
CPU:Ryzen 7 5800X
GPU:GeForce RTX 3070
メモリ:16GB DDR4
SSD:1TB NVMe SSD
HDD:無し
電源:700W(80PLUS BRONZE)
8
性能
6.5
コスパ
6.5
静音性
7
総合評価
コンパクトなミニケースPCながら「RTX 3070」を搭載したハイエンドゲーミングPC。
ストレージ容量は1TB搭載されているので、ゲームプレイで困ることはないでしょう。
標準構成で無線LAN(Wi-Fi 6)が搭載されているので、有線接続できない場合でも大丈夫です。
カスタマイズ無しのそのまま構成で快適に使用できるモデルです。
サイコム G-Master Hydro Z490-ITX
デュアル水冷式ミニタワーモデル
サイコム
G-Master Hydro Z490-ITX
OS:Windows 10 Home
CPU:Core i7-10700K
GPU:GeForce RTX2070 SUPER
メモリ:16GB DDR4
SSD:512GB NVMe SSD
HDD:無し
電源:750W(80PLUS GOLD)
7
性能
7
コスパ
8
静音性
7.5
総合評価
デュアル水冷式のミニタワーゲーミングPCです。
CPUに「Core i7-10700K」を、GPUに「RTX 2070 Super」のそれぞれ水冷モデルを搭載しています。
スペック抜群かつデュアル水冷ながら場所を取らないミニタワーケースを採用しており、机の上に配置する方に最適です。
ただしケース内にスペースのゆとりがないため、光学ドライブ等一部のカスタムオプションを取り付けることができません。
ストレージ容量は増設可能ですから、必要に応じて追加しましょう。
パーツ変更のカスタマイズは問題なく可能です。
ミニタワーゲーミングPCまとめ
ミニタワーゲーミングPCの特徴やおすすめのPCを紹介しました。
省スペースで使用することができ、値段も安いのでPCゲーム入門に最適です。
スペックもエントリーからミドルスペックのものを選択できるので、自分に合ったPCを見つけることができます。
カスタマイズ性や排熱性能が低いので、今後カスタマイズを行う予定の方やハイスペックPCを求めている方はミドルタワーのゲーミングPCを購入しましょう。