グラフィックボードのおすすめ無料ベンチマークソフトを紹介していきます。
PCのグラフィック性能を数値化して計測するなら、ベンチマークソフトによる計測で一目瞭然に知ることができます。
ベンチマークソフトには様々な種類がありますが、それぞれスコアの計測方法が異なります。
起動確認をしたいゲームタイトルが決まっていて、そのゲームタイトル専用のベンチマークソフトがリリースされている場合は、該当ソフトのベンチマークソフトを使用しましょう。
3Dベンチマークソフトとは
ベンチマークソフトとは、使用しているPCの各パーツ性能を数値化するソフトのことです。
GPUやCPUの性能比較やゲーム適性診断に用いられ、PC全体の総合スコアを数値化することもできます。
使用目的によって選ぶソフトが異なります。
パーツ単体性能を図りたい方は調べたいパーツに対応したベンチマークソフト。
多くのパーツを見られる多機能型よりも、一つのパーツに特化した単体向けのソフトを選ぶことで精度が上がります。
プレイしたいゲームの公式がベンチマークソフトを配信している際は、公式ベンチマークソフトがおすすめです。
ゲームに求められているスペックをクリアしているか、高負荷時にどのくらいの画質でフレームレートを保てるか図れます。
PC全体の性能を調べる方は総合ベンチマークソフトや、ゲームベンチマークソフトを使います。
単体向けに比べると制度は劣りますが、全パーツの性能数値化、全機能が正常に動作しているかを診断できます。
ゲームベンチマークは3D処理能力やストレージ速度を調べることができ、PCの性能が分かりやすく数値化されます。
おすすめ無料ベンチマークソフト
ベンチマークソフト | 主な特徴 |
---|---|
3DMark | GPU専用のベンチマークソフト |
PassMark PerformanceTest | PC全体のスコアを計測 |
GFXBench | Macやスマホ対応のグラフィック計測 |
Relative Benchmark | レンダリング機能測定ソフト |
ファイナルファンタジーXIV 漆黒のヴィランズ ベンチマーク | FF14に特化したベンチマーク |
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク | FF15に特化したベンチマーク |
ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン ベンチマークソフト | DQ10に特化したベンチマーク |
ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4 | PSO2に特化したベンチマーク |
VRMark | VRに特化したベンチマーク |
SteamVR Performance Test | Steam VRに特化したベンチマーク |
3DMark
3DMarkは最もオーソドックスでメジャーなベンチマークソフトで、世界中で使用されています。
世界中に多くの使用者がいるためデータが集まりやすく、スコアによる比較がしやすいことも特徴です。
無料版と有料版が存在していますが、無料版でも十分にベンチマーク計測が行えます。
3DMarkの計測種類は以下の通りです。
Time Spy
高性能ゲーミングPC向けのDirectX 12環境ベンチマークテストで、WQHD(2560×1440)までの画質でベンチマークスコアが計測できます。
有料版では「TIME SPY Extreme」が使用可能で、4K画質のより高負荷なテストを実行できます。
4Kでゲームプレイを楽しみたい方は有料版でテストするのがおすすめです。
Fire Strike
高性能ゲーミングPC向けのDirectX 11環境ベンチマークテストで、フルHD(1920×1080)までの画質でベンチマークスコアが計測できます。
有料版では「Fire Strike Extreme」と「Fire Strike Ultra」が使用可能で、WQHD(2560×1440)や4K(3860×2160)の解像度に対応しています。
Sky Diver
ミドルレンジPCやノートPC向けのDirectX 11環境ベンチマークテストです。
通常画質設定を想定したベンチマークとなっており、Time spyやFire Strikeで診断するような高画質設定でゲームプレイをしないPC向けのベンチマークです。
エントリースペックからミドルスペックまで幅広いスペックのPCをテストすることができます。
Cloud Gate
一般的なデスクトップPCやノートPC向けのDirectX 10環境ベンチマークテストです。
低画質・低処理でテストが実行されるので、低スペックPCでもスコアを求めることができます。
ゲーミングPCを持っておらず、一般PCが家にある方はこのテストで性能チェックをしましょう。
Ice Storm
クロスプラットフォームのベンチマークテストで、低価格帯タブレットやスマホ、モバイルデバイス向けのテストです。
PC向けではないので、PCをお使いの方はFire StrikeやSky Driveでテストを行いましょう。
PassMark PerformanceTest
Windows用のベンチマークソフトで、27種の速度テストを実行します。
PC全体のスコアを求める総合ソフトで、各パーツの性能テストを行い総合値を算出します。
複数パーツを持っている方がパーツ交換でどの程度性能が向上するかを測るのに最適です。
無料版は30日間の利用となっているので、DL後は早めにテストを行いましょう。
公式 PassMark PerformanceTestのダウンロードはこちら
GFXBench
Windows・Mac・iPhone・Androidなど、クロスプラットフォームに対応したベンチマークで、3Dグラフィックのテストを行います。
3Dグラフィック専用となっており、3Dゲームを快適にプレイできるかスコアでチェックできます。
Mac搭載PCのGPU性能チェックに最適です。
Relative Benchmark
PC、タブレット向けのベンチマークソフトで、ゲーム画面のレンダリング機能を測定します。
使い方がシンプルで初心者でも使えるのが特徴で、フレームレートの平均を把握したい方におすすめのソフトです。
Windows系のデバイスでしか使用できないので、Macには適応していません。
公式 Relative Benchmarkのダウンロードはこちら
ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ ベンチマーク
ファイナルファンタジー14のベンチマークソフトです。
FF14を起動した際のパフォーマンス指標となるスコアを確認することが可能となっており、画質設定ごとのスコアチェックができます。
FF14をプレイしたい方は、まずこのベンチマークを回しましょう。
プレイ可否や最適な解像度を調べられます。
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク
ファイナルファンタジー15のベンチマークソフトです。
ゲームのムービーやキャラクターを表示することでゲームプレイ中のパフォーマンススコアやフレームレートを調べることができます。
FF15は高負荷なゲームなので、ハイスペックPC購入時のスペック指標にもなります。
ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン ベンチマークソフト
ドラゴンクエスト10のベンチマークソフトです。
MMORPGのドラクエ10動作時のパフォーマンスチェックが可能です。
MMORPGの中では比較的軽量なゲームなので、ミドルスペックPC等でもチェックが可能で、ゲーム適性を調べられます。
公式 ドラゴンクエスト10 ベンチマークのダウンロードはこちら
ファンタシースターオンライン2キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4
ファンタシースターオンライン2のベンチマークソフトです。
キャラクタークリエイトの体験版に付属しており、EPISODE4のオリジナルムービーでテストが行われます。
ベンチマークとしての機能だけでなく実際にゲームで使用可能なキャラクター作成もできるので、ベンチマークでスコア確認後すぐにゲームを開始できます。
VRMark
VRMarkは3DMarkと同じ開発が作成しており、VR適性を図るベンチマークソフトです。
実行するにはWindows7以上、DirectX 11環境が必要です。
CPUとGPUの性能テストを実行し、VR適性をチェックします。
VRゲームをプレイしたい方は、まずVRMarkでのチェックをおすすめします。
SteamVR Performance Test
Steam VRを使用してゲームする際の快適性を測るベンチマークです。
レンダリングパワーを検証し、GPU・CPUの適性チェックを行います。
VRコンテンツを90FPSで表示することが可能で、推奨レベルを満たしているかが分かります。
SteamでVRプレイをする方は一度実行してみましょう。
公式 SteamVR Performance Testのダウンロードはこちら
グラフィックボードのベンチマークソフトまとめ
グラフィックボードのベンチマークソフトについて解説しました。
ゲーミングPCのベンチマークはほとんどの場合「3DMarkのTime Spy」で行われます。
プレイしたいゲームからベンチマークソフトがリリースされていれば、そちらを使用しましょう。