ゲーミングPCとは?ゲーミングPCの定義と一般的なPCとの違い

ゲーミングPCとは

ゲーミングPCとは、グラフィックボードを搭載した高性能なPCのことです。

この記事ではゲーミングPCについて、詳しく解説していきます。

ゲーミングPCと一般的なPCの違いをはじめ、パーツ構成、メリットやデメリット、ゲーミングPCを買う前に知っておきたいよくある質問についても紹介しています。

ゲーミングPCとは何?定義は?

ゲーミングPCとは

ゲーミングPCとは、グラフィックボードを搭載した高性能なPCのことです。

グラフィックボードはPCの3D描写性能に特化したパーツです。

グラフィックボードを動作させるため、CPUやメモリなどグラフィックボード以外のパーツも高性能なもので構成されています。

そのため結果的にゲーミングPC=高性能なPCと言われています。

ゲーミングPCと一般的なPCの違い

ゲーミングPCと一般的なPCの大きな違いは「グラフィック性能」です。

ゲーミングPCは一般的なPCに比べ、ゲームに特化したパーツで構成されています。

一般的なPCはネットサーフィンや事務作業が主な用途となるため、高いグラフィック性能は必要ありません。

一般的なPCでも、最低限のグラフィック処理能力はマザーボードに搭載されたオンボードグラフィックに備わっています。

ゲーミングPCの大きな特徴は以下の3つです。

・グラフィックボード
・冷却性能
・デザイン

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

グラフィックボード

ゲーミングPCにはグラフィックボードが搭載されています。

グラフィックボードはPCのグラフィック性能を上げるパーツです。

3Dゲームでは高いグラフィック性能が必要なため、ゲーミングPCには必ず搭載されています。

 

冷却性能

ゲーミングPCは一般的なPCよりも冷却性能が優れています。

3Dゲームなどの負荷の高い作業をするとパーツは高温になるためです。

ゲーミングPCは一般的なPCと比べて大型のファンを搭載していたり、冷却システムが水冷化されているなど、冷却性能に優れた構造になっています。

 

デザイン

性能には関係ないですがゲーミングPCはデザインがスタイリッシュなものが多いです。

PC内部のパーツがLEDで光るといった「RGBLED」が搭載されたモデルも多く出ています。

ゲーミングPCのパーツ構成

ゲーミングPCのパーツ構成において、重要な順は以下の通りです。

  1. グラフィックボード
  2. CPU
  3. メモリ
  4. ストレージ(SSD/HDD)
  5. CPUクーラー
  6. 電源ユニット
  7. マザーボード

それぞれの役割について見ていきましょう。

グラフィックボード

グラフィックボードとは3D映像をモニターに出力するパーツです。

グラフィックボードの性能によって映像の処理速度が変わります。

グラフィックボードはゲーミングPCだけでなく、3DCGの作成や編集を行うクリエイターPCにも搭載されています。

どちらもグラフィックボードが搭載された高性能なPCであり、違いはほとんどありません。

グラフィックボードは「AMDのRadeon」か、「NVIDIAのGeForce」が主流となっています。

CPU

CPUはPCの頭脳となるパーツです。

マウス操作、キーボード入力、アプリケーションやゲームの処理などPCにおけるほぼ全ての作業をCPUが担っています。

ゲームプレイでは当たり判定や、オブジェクトの動作などにわかりやすく影響します。

CPUは、「AMDのRyzenシリーズ」か「IntelのCoreシリーズ」の2種類が主流となっています。

メモリ

メモリはPCの作業台と言われるパーツです。

メモリ容量は作業台の広さとイメージするとわかりやすく、メモリ容量が多くなると作業台が広くなり、一度に行える処理量が多くなります。

つまり、メモリの容量が多いほど並列した作業が快適になります。

ゲーミング用途では16GB以上のヒートシンク付きのメモリがおすすめです。

ストレージ(SSD/HDD)

ストレージは、PCデータの記憶領域です。

ストレージには大きく分けて3つの種類があります。

価格 耐久性 速度
HDD 安い やや低い 遅い
SATA SSD やや高い とても高い 速い
NVMe SSD 高い 高い 非常に速い

現在ゲーミングPCでは、NVMe SSDが主流となりつつあります。

読み込み速度・書き込み速度がとても高速であり、価格もやや下落傾向にあることが理由と言われます。

ただし大容量のNVMe SSDは未だ高額ですから、HDDとのハイブリッド使用がおすすめです。

  • NVMe SSD ⇒ OS、ゲーム、よく使うソフトウェアを保存
  • HDD ⇒ 音楽、写真、動画など大容量ファイルを保存

容量はNVMe SSDが500GB~1TB、HDDは1TB~3TBほどあれば十分です。

マザーボードによってはM.2のスロットが少なかったり、無かったりする場合があります。

M.2で接続するNVMe SSDを増設する際は注意が必要です。

CPUクーラー

CPUを冷却するためのパーツです。

CPUは高温になりやすく、熱は劣化や故障の原因となりますから、CPU性能に合わせた最適なCPUクーラーを選ぶことが重要です。

CPUには「サーマルスロットリング」という機能があります。

サーマルスロットリングは、温度が上がりすぎた際に性能を落として温度を下げる機能です。

そのため、CPUの性能を最大限発揮するには高性能なCPUクーラーが必要となります。

CPUクーラーには大きく分けて2つの種類があります。

 

空冷CPUクーラー

CPUの熱をヒートパイプ、ヒートシンクを通してファンで冷却するクーラーです。

コストパフォーマンスが高く、故障のリスクが少ないのが特徴です。

CPUをしっかり冷却するために、ファンやヒートシンクが大きな物を選ぶのが良いでしょう。

高性能CPUを空冷冷却する場合はファンの音がうるさくなります。

静音性に優れたCPUクーラーや、高級CPUグリスを検討することも重要です。

 

水冷CPUクーラー

ヒートパイプ、ヒートシンクを伝わったCPUの熱をクーラント液で冷やすクーラーです。

クーラント液はラジエーターで冷却します。

価格は空冷に比べて高いですが小型で冷却性能が高いのが特徴です。

破損した際に水漏れで他のパーツの故障の原因になったり、ケースによってはラジエーターが取り付けられないというデメリットもあります。

空冷、水冷共に対応するマザーボードの規格があるのでそちらも注意してください。

電源ユニット

電源ユニットは、コンセントの電源を各パーツに通電させるパーツです。

ゲーミングPCの構成によって電源容量を選択する必要がありますが、現在は600W~800Wのものが主流となっています。

電源ユニットで重要なのは電源効率であり、電源効率の高いものは「80 Plus」という規格が設定されています。

電源効率が良い電源ユニットを選ぶことで、電源ユニットの発熱量や電気代を抑えることができます。

ゲーミングPCでは「80 Plus Gold」以上の電源ユニットがおすすめです。

マザーボード

PCの全てのパーツを接続するメインの基盤です。

マザーボードの価格によってのスペックの差はほぼありませんが、搭載できるメモリやグラフィックボード、SSDの数には注意しましょう。

ゲーミングPCの場合は冷却性能や拡張性を考え、ゲーミングマザーボードを選択するのがおすすめです。

ゲーミングPCのメリット・デメリット

ゲーミングPCのメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット
・ゲーム以外でも役立つ
・発売ゲームタイトルが多い
・使えるデバイスが豊富
・MODを使用したゲームの拡張性
・4Kや8Kの高解像度に対応
・マルチディスプレイ、ワイドディスプレイ対応
デメリット
・価格が高い
・場所をとる
・定期的なメンテナンスが必要
・中古ゲームが存在しない
・電気代が若干高くなる

ゲーミングPCでのゲームプレイは、家庭用ゲーム機に比べ格段に幅広いです。

PCでのみ発売されるゲームも多数ありますし、多くのデバイスが利用できるためプレイの快適性でも大きなメリットがあります。

一方でゲーミングPCの価格の高さや、置き場所といったデメリットもあります。

自分のゲームスタイルと照らし合わせ、ゲーミングPCを買うべきかどうか考える必要があるでしょう。

ゲーミングPCについてよくある質問

ゲーミングPCのよくある質問

ゲーミングPCについてよくある質問を紹介します。

ゲーミングPCは普段使いできる?

ゲーミングPCは普段使いもできます。

ゲーミングPC=ゲームしかできないと勘違いされる事がありますが、これは違います。

ゲーミングPCは高性能なパーツで構成されているので、PCで行う全ての作業が一般的なPCに比べて快適です。

ただしネットサーフィンや事務作業では、ゲーミングPCの性能を実感できる機会は少ないでしょう。

ゲーミングPCのゲーム以外の使い道は?

ゲーミングPCはゲーム以外にも様々な使い道があります。

・プログラミング
・音楽制作
・株、FX
・画像編集
・3DCG
・動画編集、配信
・イラスト制作
・etc

以上のようなクリエイティブ作業でも性能を発揮します。

クリエイティブ作業ではグラフィック性能が必要な事が多く、グラフィックボードを搭載したゲーミングPCは最適と言えます。

ゲーミングPCのOSはWindowsだけ?

ゲーミングPCのOSはWindowsだけです。

セキュリティに優れ、最新ゲームにも対応しているWindows10を選ぶようにしましょう。

MacOSは対応しているゲームが少ないため、ゲーミング用途ではおすすめできません。

また、古いOS(windows7・8)はサポートが終了している為避けましょう。

ゲーミングPCのおすすめOSはWindows10(64bit)
ゲーミングPCのOSがWindows10一択である理由を、MacOSやLinaxと比較しながら解説しています。Windows10の32bitと64bitの違い、homeとproの違いや、Windows10でゲームが動作しない場合の対処法も紹介。

ゲームしないけどゲーミングPCを買う意味はある?

ゲームやクリエイティブ作業をしないのであればゲーミングPCはおすすめしません。

ゲーム以外の軽い作業であれば一般的なPCのスペックで十分です。

ゲーミングPCは一般的なPCより価格が高いため、無駄になってしまいます。

ゲーミングPCとは?のまとめ

ゲーミングPCとは何なのか、一般的なPCとの違いなどについて詳しく解説しました。

ゲーミングPCはグラフィックボードを搭載した高性能なPCであり、一般的なPCで行える作業は全て快適に行う事ができます。

ゲームで遊びたい、クリエイティブ作業をしたい方にはゲーミングPCがおすすめです。

あなた自身がPCで何をするか次第で、ゲーミングPCが本当に必要かどうか判断するようにしましょう。

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